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最大限の効果を出す仕上

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車分野では欠かせない手法

ホーニングは砥石を取り付けた回転工具を円筒内面に押し付けて油を加えながら回転・往復運動させ内面を研磨する仕上げ手法です。研磨であることから仕上げ面を奇麗にすることはもちろんですが、ホーニング加工の大きな特徴として回転させながら研磨することでクロスハッチと呼ばれる網目状の加工跡を残すことが可能です。これはエンジンのシリンダ内径チューブ加工に用いられる代表的な研磨手法となります。通常シリンダとピストンの往復運動は動きに抵抗が無いことが望ましく、加工面は奇麗であるほど良いことになります。しかし往復運動には潤滑の目的として油も使用されており、油は壁面に抵抗がないと残留せず落ちてしまい鏡面仕上げのような壁面では結果として悪影響を与えてしまいます。このためある程度の傷による凹凸がある方が油は壁面に残り油膜が張られた状態となり性能が安定します。この油膜を保持する理想的な編目形状がクロスハッチとなり、ホーニング加工によって行うことができます。このホーニング加工を切削加工で行おうとすれば何度も刃物を交換しながら加工面を調整したり加工速度も変えながら行う必要があるため手間と労力のかかる作業になりり現実的ではありません。ホーニング加工ではこのクロスハッチを行いながら穴径寸法や真円度を保つことが可能です。また穴加工の再現性も高いため大量生産に向いており自動車分野では欠かすことのできない加工法といえます。高い寸法精度を出しながら効果的に網目形状を残す手法は費用対効果の面からもホーニング加工は理想的といえます。